中部経済新聞
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  • 総合 1面

ダイドー電子/本社工場6割拡張/50億円投資/電動車向け磁石増産

 大同特殊鋼の100%子会社で、自動車用の磁石を生産するダイドー電子(本社中津川市)は、生産体制を拡充する。約50億円を投資し、2024年に本社工場を現在に比べ約6割拡張する方針。電動車のモーター向け磁石の需要増に対応する。同時に原料の調達を中国に頼る状態の解消も進めており、安定的な生産拡大を目指す。(勝又佑記)

本社工場を拡張するダイドー電子
  • モビリティ新時代へ/中部サプライヤーの挑戦/(27)/サンリツ/独自製品開発へ土壌づくり/今年チーム立ち上げ/販売までの流れ経験
  • 来月2日リニア試乗/川勝静岡県知事「見聞広げたい」
  • 旅行支援が始動
  • 愛知県知事選は2月5日投開票/1月19日告示
  • ひと言/地域社会のフロントランナーに
  • 中経手帖/ドラゴンズファンとしては来期に向けた大砲を渇望しているが、確保にはまだしばらく時間がかかりそうだ。
  • 2面
  • 総合

決算を読む/AVANTIA/22年8月期/戸建住宅伸び売上高最高/受注環境好転し29%増収/今期は増収減益見込む

 一戸建て住宅販売のAVANTIA(アバンティア、本社名古屋市)が11日発表した2022年8月期連結決算は、売上高が前期比29・6%増の587億5300万円で過去最高だった。主力の戸建住宅事業などで受注環境が前期から好転し、2年連続で増収増益。ただ、足元では物価高などに伴い、住宅の購入意欲が消極化している。今期は利益面で下振れを予想するが、単価上昇なども加味し、増収減益を見込む。 (野田哲示)

「各事業でコロナの影響がなくなってきた」と話す鈴木執行役員
  • 豊通/自動車プラの再生工場/国内最大級、静岡で稼働
  • 実験都市で安全祈願/トヨタ
  • マツダ車に2製品採用/ジェイテクト
  • 点火プラグ工場を増設/日本特殊陶業
  • 名古屋銀行/平田町支店を移転新築
  • 名鉄、硬券入場券を発売
  • 私募債発行/社名・本社所在地・代表者・業種・発行額の順
  • 決算詳報/前8月期/進和/旭化学工業/2月期中間/カネ美食品
  • 業績修正/エスポア
  • 3面
  • 名古屋

販促物製作の良永社/立ち仕事 疲労軽減マット販売/製造業など労働環境改善に提案/年間50件目指す

 販促物を製作する良永社(本社名古屋市北区玄馬町144、間瀬美典代表取締役、電話052・909・6850)は10月中旬から、立ち仕事の疲労を軽減するマット「オーソマットⅡ(ツー)」の販売に乗り出す。ライン作業など、立ち仕事の多い製造業者の疲労緩和に貢献する狙い。「メッセナゴヤ2022」に出展することで新規顧客の獲得につなげ、年間50件の販売を目指す。(酒井田梨央)

販売する「オーソマットⅡ(ツー)」
  • イーバリュー/内定式と運動会同時開催/コミュニケーション活性化へ
  • 自動運転で実証実験/中日本高速道路、9団体と合意
  • 名古屋三越栄店/生鮮コーナーに新店舗2店/29日にリフレッシュオープン
  • 名鉄生活創研/来月、星が丘ロフト開店
  • ココが聞きたい/ネッカート会長/浜屋義幸(はまや・よしゆき)氏/タイ・チェンライ支援の取り組みは?/山岳民族の博物館開設に協力
  • 4面
  • 地域経済

新築住宅・リフォーム、塗装工事の平松建工/グループ再編し経営効率化/店舗や人員増、営業力を強化

 新築住宅・リフォーム、塗装工事などを手掛ける平松建工(本社東海市大田町畑間71の1、平松幹尋社長、電話0562・36・1820)は、経営基盤強化に乗り出した。昨年、グループ会社のウイング(本社同、同社長)の新築住宅・リフォーム事業を平松建工に統合し、経営の効率化を図った。また営業力の強化に向け、今春の新卒採用と11月予定の中途採用を合わせて4人増員する。これら施策により、今12月期の売上高は前期比2割増の11億円を目指す。(半田・横井清)

半田市内で展示する「リフォームモデルハウス」
  • 名古屋競馬の最高齢出走馬/夢と希望乗せ駆ける ヒカルアヤノヒメ /全国からお守りや手紙
  • メタバース展示会など人気/犬山市産業振興祭 4種の「犬山ドッグ」完売
  • はじめまして/尾西信用金庫羽島支店長/石原 康州(いしはら・やすくに)さん/期待を上回るサービス実現へ
  • 東海地区の小学生ドッジボール大会/コモが3年ぶり開催
  • 東海市に32万円寄付/明治安田生命名古屋南支社
  • 5面
  • 地域経済

三州瓦販売の碧南窯業/旧九段会館の瓦復元/瀬戸瓦を三州産地で2200枚/鬼師、窯元、釉薬メーカーが連携

 東京都にある国の登録有形文化財・旧九段会館を保存しながら建て替えるプロジェクト「九段会館テラス」が1日、開業した。旧九段会館の瓦には戦前、瀬戸市で製造された「瀬戸瓦」が採用。現在は生産が途絶え復元が危ぶまれる中、三州瓦販売と屋根工事を手掛ける碧南窯業(本社碧南市松江町3の27、神谷彦二社長、電話0566・41・0934)が、三州瓦製法で復元した。納入した瓦は約2200枚。同社では「分業体制が完結している三州瓦産地だからこそ復元できた」(長田朋和営業企画部長)と、三州産地の底力をアピールする。(刈谷・松田理恵子)

当時の瀬戸瓦(左)と復元した三州瓦を披露する長田部長
  • アームス/愛知銀と顧客紹介で提携/取引先に社員研修など提案
  • セブン銀行共同ATM/碧南駅待合所に移設/愛知県中央信用組合
  • 「変革期こそ地域に貢献」/刈谷会議所、創立70周年で式典
  • 花電車でまつり盛り上げ/豊橋鉄道、4800個の花、恐竜イメージ
  • 中心市街地のにぎわい創出など要望/西尾市商業協同組合まちづくり行政懇で
  • ベル三好幼稚園に運動用具寄贈/豊田信金、明和興業の私募債で
  • 合同企業説明会と業界研究会を開催/14日に岡崎会議所
  • 6面
  • 地域経済

ユニテツク/全社員に「物価高騰支援金」支給/社員3万円・子ども1万円/コロナ協力金に続く特別手当

 国際的な原材料費の上昇やウクライナ情勢、歴史的な円安などで物価の高騰が続く中、技術者派遣や請負設計業務を手掛けるユニテツク(本社大垣市東町1の3、古堅(ふるげん)宗信社長、電話0584・81・8688)が、パートを含む全社員(約260人)を対象に「物価高騰支援金」の支給を始めた。同社は昨年10月にも「コロナ協力金」を全社員に支給しており、社員の生活を支援する特別手当は2回目となる。 (西濃・春田昭継)

「物価高騰支援金」を支給するユニテツクの本社
  • 電子通貨で地域経済活性化/飛騨地方の「さるぼぼコイン」活用で
  • 美濃加茂会議所がDXセミナー/導入事例とノウハウ解説
  • 多治見市に100万円寄付/十六銀が企業版ふるさと納税活用
  • 鶴舞公園で子ども体験教室/工作イベントが盛況/愛知県青少年育成アドバイザー連絡協議会
  • 木製LPレコード額を発売/やまもく、ジャケットをインテリアに
  • 十六総研/値上げに関する意識調査/「影響あり」が75%/支出抑える工夫目立つ
  • 機構改革・人事/西濃運輸
  • 7面
  • 地域経済

キャンピングカーのダイレクトカーズ/製造、アフターサービス強化へ/LACHDグループ入り

 キャンピングカーの製造販売を手掛けるダイレクトカーズ(本社津市河芸町上野876の1、百田雅人社長、電話059・253・8888)は、株式交換により、全国のキャンピングカー関連企業で構成するLACホールディングス(HD、本社岡山県)グループに入った。ダイレクトカーズを合わせ、グループ全体で国内16拠点はじめ、海外にも店舗や工場を展開する強みを生かして、製造と販売、アフターサービス面の強化を狙う。(三重・片桐芳樹)

ダイレクトカーズ本社
  • 三十三銀/「菰野支店・菰野中央支店」が営業開始/初コラボ店で学習塾併設
  • 夕食のバイキング料理刷新/鳥羽シーサイドホテル
  • 御在所ロープウエイ駅前でマルシェ/地元中心に20店が出店
  • 飼育動物の赤ちゃんカレンダーを発売/鳥羽水族館
  • 日産ルノー/出資見直し協議/比率下げも、共同声明
  • 同友会、消費税率19%に/50年に「中負担」社会へ
  • レジなしコンビニを開店/ローソン、企業内で利用者限定
  • 8面
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創立60周年記念特集/共に考え、共に成長する中小企業の応援団/~個々の企業(みんな)が輝く津島(まち)づくり~/愛知県下14番目に創立/会員とともに解決に取り組み成長/みんなが輝く津島づくり/津島商工会議所会頭 伊藤 彰浩/フジの花に発展の願い込める/創立から70年代

 津島商工会議所は創立以来、中小企業の地域総合経済団体として、存在感を放ってきた。制度の発足、イベントの実施などさまざまな事業を展開してきた。時代の要請に合わせて事業を変えるとともに、創業支援、ご当地検定、特産品推奨など継続的に必要な事業も行っている。コロナ禍では会員数の増加がみられ、物価高など厳しい経営環境の中、津島商工会議所への期待が一層高まっている。これまでの津島商工会議所の60年間の軌跡を振り返る。

起業家を育てるため、毎年実施している「あまつしま創業スクール」の様子
  • 9面
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津島商工会議所/歴代会頭/60年の主な歩み/220人が出席、功労者ら表彰/日比市長、愛知県商工会議所連合会山本会長ら来賓/創立60周年記念式典・講演会を開催/企画・制作 中部経済新聞社 尾張支社/津島商工会議所/創立60周年記念特集

津島商工会議所の過去60年を振り返るとともに、今後の方針を示す伊藤会頭
  • 10面
  • オピニオン

中経論壇/愛知県弁護士会・刑事処遇委員会委員長弁護士/川本一郎/「拘禁刑」の創設/受刑者の自主性尊重を

  • オープンカレッジ/星城大学経営学部准教授/安西由美江/リーダーシップ/スタイルの有効性考える
  • ナビゲーター/事業承継の王道/素晴らしい事業承継を目指して/(41)/譲った後の留意点~その2~/相談への対応を変える
  • PHOTO NEWS
  • 11面
  • 証券

今週の参考銘柄/東海東京調査センター企業調査部アナリスト/柴田竜之介/住友電気工業/利益拡大への道筋が多い

  • 資産運用の知恵袋/SBI証券投資情報部長/鈴木英之/過度な懸念は不要か
  • 10年債3日連続取引不成立
  • 悪材料多くほぼ全面安/11日市況
  • 新興市場は続落
  • 岡谷鋼機が続落
  • 12面
  • 証券

プライム

  • 13面
  • 商品市況

焦点/トルコリラ押し目買い

  • 金は安い
  • 14面
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中部地区ゴルフ場相場気配値

  • 15面
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中部圏特集 第1集/15~20面/大型プロジェクト 期待高まる/企画・制作/中部経済新聞社/企画開発局/中部の飛躍に向けて/ 11月「ジブリパーク」開園、名市内中心部の再開発進行/ ■3四半期連続

 急速な円安進行や原材料費の高騰などを背景に、中部企業の経営環境は大きく変化している。先行きに不透明感は漂うものの、名古屋市内中心部で大規模な再開発が進行するほか、11月に「ジブリパーク」(長久手市)がオープンする予定など、明るい話題もある。さらにリニア中央新幹線の開業や中部国際空港(常滑市)2本目滑走路の整備など、大型プロジェクトも控える。中部の飛躍に向けて、プロジェクトの着実な推進が期待されている。

中部経済を取り巻く環境は大きく変化している(名古屋駅周辺)
  • 16面
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成果まで粘り強く実施を/社会の変化に合わせ推進/進むダイバーシティ/多様な人材が活躍できる組織へ / 

■多様な人材  昨今の急激な社会環境・経営環境の変化により、多様な人材が活躍できる組織を目指す、いわゆるダイバーシティを推進する動きが強まっている。組織の人材が多様化すると、企業全体の生産性が向上し、労働力不足の解消にもつながるとされているからだ。

  • 17面
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市販化への道もじわり/水素エンジン、レース参戦1年超/自動車①/ 液化水素やCN燃料、全方位で脱炭素に挑むトヨタ/ 

■CN燃料  水素エンジン搭載車両で、トヨタがレースへの参戦を始めて、1年以上が経過した。レース毎に課題を抽出し、改善を重ねており、市販化への道もじわり見えてきた。液化水素や、合成燃料「カーボンニュートラル(CN)燃料」など選択肢を増やすことで、全方位で脱炭素に貢献する考えだ。また同時に水素の利活用や、CN燃料の運用では、仲間づくりにも力を入れている。

今年からはCN燃料搭載車両でも参戦
  • 18面
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自動車②/「革新と挑戦」の意志を受け継ぐ /新型クラウン発売/4種類のボディー展開/ ■上 質

 トヨタ自動車は、高級車「クラウン」を全面改良した。16代目のモデルだ。セダンを含め4種類のボディーの形をそろえ、第1弾としてセダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)のスタイルを組み合わせた「クロスオーバー」を9月1日に発売した。

4種類のボディーをそろえる新型「クラウン」
  • 19面
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シエンタ、7年ぶり全面改良/車室内空間の快適性向上/自動車③/ トヨタ自動車東日本 宮城大衡工場で生産開始/ ■実用性

 トヨタ自動車は、魅力的な新型車を相次ぎ投入している。直近8月には小型ミニバン「シエンタ」を全面改良して発売した。小型車となる「5ナンバー」サイズを維持したまま、車室内空間の快適性をより向上させた。走行性能も高めた。全面改良は7年ぶりで、3代目のモデルになる。

7年ぶりに全面改良した新型シエンタ
  • 20面
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電動車向け部品の投資加速/新興企業に出資、新領域で種まきも/自動車④/トヨタグループ各社、電動化推進 /■電動化へ/開発生産を加速

 トヨタグループ各社が、電動化製品や次世代技術の開発や投資を加速している。への投資を加速するほか、自動車以外の領域で革新的な技術を持つスタートアップに出資する動きも目立つ。

㊤二次電池「リチウムイオンキャパシタ」を生産するジェイテクトの花園工場(岡崎市)
㊨電動ユニットの主要部品「イーアクスル」(アイシン)
  • 21面
  • 総合

一宮サウスLC/チャリティーボウリング大会初開催/250人参加、玩具を病院に寄付

 一宮サウスライオンズクラブ(LC、二村さおり会長)は、一宮市篭屋のアソビックスびさいで「一宮ふれあいチャリティーボウリング大会」を開催した。一宮市民を中心に約250人が参加。家族や友達同士で参加し、ボウリングを1人2ゲーム行い、交流を深めた。また参加費の一部で子どものためにおもちゃなどを購入し、一宮市民病院小児科病棟へ寄付も行った(尾張)

中野市長(左)と二村会長で始球式が行われた
  • 名古屋太閤LC/交通安全運動に協力/一日署長に五輪バスケ選手
  • 美合小で理科実験教室/岡崎城南RC
  • 22面
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刈谷商工会議所 創立70周年記念/時代のニーズに合わせ伴走支援/「おいしい銘品」選定/記念事業 優れた土産品など認定/地域経済の発展と成長に貢献/刈谷商工会議所会頭 太田 宗一郎/企画・制作 中部経済新聞社 三河支社

 刈谷商工会議所は、ことし創立70周年の節目を迎えた。刈谷市の地域経済団体として地域のニーズに対応するとともに、会員事業所の伴走型支援を積極的に展開。「刈谷モノづくり大学」など、独自の事業や次世代の経営者育成などで、存在感を高めている。

㊤刈谷市の成長と共に発展する刈谷商工会議所
㊨次世代を担う経営者の育成にも力を入れている(若手経営者養成スクール)
  • 23面
  • 社会

ゲーム題材の図鑑人気/仮想体験が好奇心を喚起/背景に親世代の意識変化

 「ゲームばかりしていないで勉強しなさい!」なんて怒られたのは昔の話かもしれない。テレビゲームの内容を題材として活用し、学びに役立てる図鑑が人気だ。バーチャル(仮想)体験が実体験と同様に受け止められるようになり、親世代の考え方が柔軟になったことも背景にあるようだ。

任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」で遊びながら、講談社の図鑑を読む子ども=9月、東京都内
  • 岸田政権1年/(上)/誤算続きで支持率低下/国葬、裏目に出た決断/首相の「聞く力」正念場
  • デジタル給与利用せず6割/20~50代男女、民間調査
  • バス安全装置4月義務化/政府、通園4万4千台に
  • 科学する人/電波天文学者/立松健一さん/(上)/星の誕生場所探る/45メートル巨大望遠鏡を駆使
  • 大村知事、産経新聞に抗議/県営空港記事、爆破予告も
  • 菊池寛賞に三谷幸喜さんら
  • 立浪監督がオーナー報告
  • イオン銀行でシステム障害/一部ATM8時間使えず
  • 24面
  • 企画

明日を拓く経営/東海で頑張る中小企業/土木・造園工事施工のF―tec/土間コンクリート施工機開発/課題の仕上げ作業を省力化/小型で迅速かつ高品質実現

 土木・造園工事施工のF―tec(エフテック、本社可児市土田堀口4185の4、藤井啓栄(ひろたか)社長、電話0574・66・5111)は、住宅の玄関やカーポート(駐車場)向けに施工する土間コンクリートの仕上げ施工機「コロコロドマー」(特許取得)を開発した。土間コンクリート作業は職人の人手作業が多いのが現状で、同施工機の使用で省力化が可能。小型サイズで迅速に高品質の仕上げを実現する。11月に名古屋市で開催する異業種交流展示会「メッセナゴヤ2022」に出展し、土木業界向けに広く提案する。(東濃・堀田義博)

「コロコロドマー」を使用した施工の様子
  • 奮闘の日々/20代のフレッシュパーソン/(435)/横山興業 自動車事業部業務管理部業務課業務係/石川洋樹(いしかわ・ひろき)さん
  • マイウェイ/鈴鹿医療科学大学理事長/高木純一/(34)/三重県の悲願に感謝の気持ち/薬学部を開設
  • 変える!シニアの部屋探し/(3)/山本遼/92歳の借り手の仲介経験/「高齢者」は千差万別
  • 25面
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東海財務局長、伊野彰洋氏に聞く中部経済の見通し/インタビュー/中部圏特集 第2集/25~36面/(いの・あきひろ)/自動車産業の生産回復がカギ/底堅い動きで安定成長へ/金融機関「本業支援」に期待

 長期化する新型コロナウイルス感染症拡大の影響は縮小しているものの、景気の完全回復には至っていない。急減な円安に伴う物価高や原材料高、ウクライナ情勢悪化などを背景にした資源価格の高騰が企業収益の下押し要因になっている。こうした懸念材料はあるものの、半導体不足などで減産を強いられる自動車産業の生産が正常化に向かうことを望んでおり、「経済は基本的に底堅い動きをしている。安定して成長していくことを期待している」と語る、東海財務局長の伊野彰洋氏に今後の見通しなどを聞いた。

「スタートアップ(新興企業)へのサポートもできることで応援したい」と話す伊野局長
  • 26面
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進む再開発計画/名駅では名鉄、栄は中日ビルや「錦三丁目25番街区」/新しい名古屋の顔へ/大きく変化する名古屋駅、栄地区 

■陸の玄関口  名古屋市内中心部の名古屋駅と栄地区は近年、街並みが大きく変化した。現在も栄地区では中日ビルの建て替え工事や超高層複合施設の再開発計画が進む。名古屋駅地区も2027年以降のリニア中央新幹線の開業を見据え、名古屋鉄道などによる大型再開発を控える。ビジネスや観光客拡大による地域経済活性化に期待がかかる。

超高層複合ビルが予定されている「錦三丁目25番街区」
  • 27面
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「JIMTOF」にも熱視線/各社新製品アピールへ/工作機械/ 設備投資活発化、高水準の受注続く 

■22ヵ月連続  工作機械業界は、高水準の受注が続いている。日本工作機械工業会(日工会)によると、8月の工作機械受注額(確報値)は、受注総額が前年同月比10・7%増の1393億円2700万円と、高い水準が続いた。9月27日には、2022年の年間受注額見通しを、年初に示した1兆6500億円から1兆7500億円へと上方修正した。21年比では13・5%増える見通しで、18年の1兆8158億円に次ぐ過去2番目の水準となる。コロナ禍からの経済回復で企業の設備投資が活発化しており、半導体製造装置や一般機械、自動車向けなど幅広い分野で工作機械の需要が高まっている。

高水準の受注が続く工作機械業界
  • 28面
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 脱炭素、環境保全に力 /環境負荷低減に柔軟対応へ/エネルギー/中部のエネルギー各社が取り組み強化

■持続可能性追求  中部のエネルギー各社が、脱炭素化や環境保全の取り組みを強化している。環境負荷低減を重視する客先からのニーズは増えており、こうした社会の変化に迅速かつ柔軟に対応していく体制を整える。

シーテックの新社屋「大高ビル」(名古屋市緑区)
  • 29面
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名古屋市は企業の脱炭素支援 /みなとアクルス 環境省「脱炭素先行地域」に認定/環 境/ 官民で進むカーボンニュートラル対応/

■二つのプログラム  政府目標の2050年のカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)達成などを目指し、官民を挙げた環境対策が活発化している。名古屋市は、市内企業向けに各種の環境対応支援策を展開、中小企業の脱炭素化にも力を入れる。また、6~8日には愛知県などによる実行委員会により、第2回「SDGs AICHI EXPO」が常滑市で開かれるなど、機運が高まっている。

みなとアクルスが環境省の「脱炭素先行地域」に指定
  • 30面
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デジタル化やSDGs取引先の課題解決に力/金 融/東海の地銀、企業や自治体との連携広がる

■脱炭素化を支援  東海3県(愛知、岐阜、三重)に本店を置く地方銀行7行が、外部企業や自治体との連携を広げている。2021年度(21年4月~22年3月)に業務提携や各種協定を結んだ件数は、7行合計で約730件あった。20年度比で約90件増えた。連携内容は、脱炭素化やデジタル化、SDGs(持続可能な開発目標)などのテーマが目立つ。外部の豊富な知見や技術を生かし、多様化、複雑化する取引先の経営課題の解決につなげる狙いだ。

今年4月には、十六FG傘下のまちづくり会社「カンダまちおこし」の開業記念式典を開いた
  • 31面
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窯 業/ 培った技術で新たな挑戦を続ける森村グループ/超音波振動を利用した/ドレッシング装置発売

 脱炭素への機運の醸成や世界的なインフレなど、社会情勢は大きく変化している。厳しい環境の中でも、森村グループ4社(ノリタケカンパニーリミテド、TOTO、日本ガイシ、日本特殊陶業)は、22年3月期連結決算で全社が前期比増収増益となった。今後も培ったセラミック技術を携え、新たな挑戦を続けることで、時代の変化に対応する構えだ。

ソニックシャープナー装置外観
  • 32面
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コロナやサステナブル対応で変化する食生活 /食品流通/在宅や脳疲労向け登場/環境配慮商品、植物性素材に注目も

■在宅勤務のお供に  コロナ禍や、サステナブル(持続可能性)への関心の高まりで変化していく食生活。食品メーカーや卸各社は、在宅勤務で脳疲労を感じる人向けに、記憶力に効果があるとされるナッツを提案したり、植物素材を使ったカレーを開発したりと、時流に合った商品をそろえる。

トーカンは環境配慮商品などを提案した
  • 33面
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宴会、祝事の回復見込む/老舗ホテルのおもてなしも/観 光/ 外出機会増加、ホテル各社多彩なプラン販売 

■特別な時間を  コロナ感染者数が減少傾向にある中、宴会や祝事の回復を見込んでホテル各社は七五三プランなどを販売している。また全国旅行支援や訪日観光客の入国上限撤廃など、宿泊業に吹く追い風を生かそうと、老舗ホテルならではのおもてなしにも一層磨きをかける。

ホテルを舞台に謎解き体験(名古屋観光ホテル提供)
  • 34面
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「2024年問題」対応急ぐ/業務効率化の動きが加速/陸運・倉庫・タクシー/深刻な人手不足、輸送能力の向上進める

■時間外労働規制  物流業は経済活動に欠かせない重要な社会インフラ。製造業や商品流通を陰で支えている。ただ、人手不足が深刻な業界で、トラック運転手の残業規制が始まる「2024年問題」による、輸送能力の低下が懸念されている。トラック運転手1人当たりの輸送能力を引き上げるため、業務効率化が喫緊の課題だ。タクシー業界でも、配車アプリを用いた業務効率化に注目が集まっている。

㊤トラック運転手の減少で、30年に輸送能力が3割減するという試算がある
㊦配車アプリで効率よく利用者を探せるかが、タクシー業界の課題だ
(両写真ともイメージ)
  • 35面
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港 運/ 20年連続総取引貨物量日本一の名古屋港/港湾機能の強化進む/次世代エネの活用も 

■日本一の港  名古屋港は1907年の開港以来、中部圏と世界を結ぶ国際貿易港として発展し続けている。輸出と輸入を合わせた総取引貨物量は、20年連続日本一だ。名古屋港管理組合は長年、港湾設備の改善に注力し、貿易取引を支えている。最近では脱炭素化に向けて、次世代エネルギーの活用や、港湾設備の電動化などに注目が集まっている。

㊧中部圏最大の国際物流拠点である名古屋港(提供:名古屋港管理組合)
㊨大型コンテナ船にも対応できるR1岸壁(提供:名古屋四日市国際港湾)
  • 36面
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カーボンニュートラル/専門家対応の窓口新設/中小企業大学校 サテライト・ゼミ拡充/中小企業基盤整備機構/中小企業振興/中小企業の経営課題解決を支援する 

■窓口を開設  中小企業基盤整備機構(中小機構)は、国の中小企業政策の中核的な実施機関として、事業承継や生産性向上など、中小企業が抱えるさまざまな経営課題の解決に向けた支援を行っている。足元では世界で関心が高まるカーボンニュートラルや、諸外国に比べて低いとされる創業の支援に向けた取り組みなどに注力している。

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