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豊通/自動車プラの再生工場/国内最大級、静岡で稼働

2022年10月12日(水) AM5:00 EX) [有料会員限定]540文字


 豊田通商など3社の共同出資会社は11日、自動車部品用プラスチックのリサイクルを手がける静岡県御前崎市の工場の本格稼働を開始した。再生プラスチックの生産量は国内最大級の年間3万2千トンを見込み、資源循環に貢献する。新工場を報道陣に公開し、事業説明会を開いた。
 自動車部品メーカーで愛知県に本社を置く小島産業とプラスチックのリサイクルに強みを持つヴェオリア・ジャパン(東京)も参加。共同出資で設立したベンチャー企業「プラニック」(静岡県御前崎市)が工場を運営し、3社のノウハウやネットワークを生かす。
 工場では自動車や家電製品、一般家庭から出るプラスチックを回収し粉砕。特殊な液に浮かせ重さで分けたり、電気を帯びているかを確認したりして、ポリプロピレンやポリエチレンなどを細かく選別する。高品質な再生プラスチックに生まれ変わり、再び自動車や家電、物流用のパレットなどに使用できる。
 プラニックによると、日本全国から出るプラスチックごみ排出量は年間800万~900万トンといわれ、大半は焼却処理されてきたという。
 11日に開いた事業説明会でプラニックの小池忠敏社長は「使用済みのプラスチックは、国内で適正なリサイクルが求められている。循環型社会を推進することがミッションだ」と話した。

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#自動車 #静岡
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